(2)まちなみ景観の特色

屋根の高さに時の移り変わりを知る

 関宿のまちなみには、切妻(きりつま)・平入(ひらいり)形式の町家が、隣家と軒を接して隙間なく並んで …

(2)まちなみ景観の特色

“せこ”の先にはお寺がある

 関宿を貫く東海道は、場所によって曲がりはありますが、関宿の中をほぼ東西にまっすぐ通っています。   …

(3)特色のある町家と細部意匠

“馬繋ぎの環金具”

 町家の通りに面した柱に付けられた直径5㎝程の丸い金具です。人を乗せたり荷物を運んだりした馬の手綱を …

(3)特色のある町家と細部意匠

窓付きの“幕板(まくいた)”

 関宿の町家の庇の軒先から、幕のように垂れ下がっている板です。  宿場として栄えていた頃、関の町家の …

(3)特色のある町家と細部意匠

屋号を記した看板代わりの“袖壁(そでかべ)”

 関宿の古い町家の多くにある袖壁です。白壁に大きく屋号を記して看板の役割を果たしています。  袖壁は …

(3)特色のある町家と細部意匠

収納可能な縁台 “ばったり”

 町家の軒下に取り付けられた縁台で、夜間や使わない時には引き上げて収納できるようになっています。「揚 …

(2)まちなみ景観の特色

関宿の始まりが景観に

 中町は、東海道五十三次の宿として栄えた関宿の中心部です。  写真は、中央に東海道。その両側に伝統的 …

(3)特色のある町家と細部意匠

漆喰彫刻「鶴亀」

「鶴は千年、亀は万年」といえば誰もが知る長寿の象徴で、縁起のよさが売り物の漆喰彫刻です。 施主である …

(4)場所場所の物語

“関宿高札場(こうさつば)”

 高札とは、幕府が定めた法度や掟書、宿場の決まりなどを板に記したもので、高札を掲げた場所が「高札場」 …

(4)場所場所の物語

関宿西のおさえ 西の追分

 東海道五十三次「関宿」の西端に「西追分(にしのおいわけ)」があります。  関宿には追分と呼ばれる場 …